とおるが通る！ テニス人生道記＆ちょぴっと寄り道！

事故で肩のケガをしてから、１年半以上経過した。
やはり自分のテニスにとってのネックは、サービスとバックストローク。
一通りのスイングが出来ても、フルスイングは到底無理。
テニスをプレーすることに支障が無くなったが、やはり思いっきり打ちたい。

事故当初はもちろんテニスが出来る状況ではなかったが、
スタッフの強力なサポートがあり、一ヶ月間の休みをいただいた。
出社は毎日していたが、じっと何も出来ない日々を過ごしていた。

関節唇という腕と胴体をつなぐ役割の骨を欠損してしまった。
おまけに胴体部の骨にも、削られてしまった箇所があり、
腕を回す角度によって、抜けてしまう抜け道が出来てしまった。



というわけで、医者からは最低３ヶ月の間、テニスはしてはいけないと言われ、
でもそんなに休みたくない気持ちを抑えきれずに、１ヶ月経過した段階で、
固定していた腕を開放してもらい、リハビリを開始。
そしてリハビリを行いながら、レッスンを再開した。
テニスを再び出来ることで、すごく喜ぶのかなと思っていたが、
ところが妙な感覚。腕が上がらないし、力が全然入らない。
復帰できたことは嬉しかったが、果たして皆さんにとまともに
打ち合えるのかと、そしてこんなコーチと打ち合っていて
満足していただけるのかと、不安な気持ちがどん底に・・。

しばらくリハビリを続けているうちに、ゆっくりだが徐々に徐々に
肩が変わっていく様子が感じ取れるようになるのが嬉しいことである。
ただ、サービスとバックハンドが、無理できない日々が続いて、
昨年のAllstar Classicは、脱臼との恐怖と戦いながらの状態だった。

ところが、人間の体は不思議なものである。
少しずつ、もう脱臼しないんじゃないか？と思わせる感触が出始める。
調子に乗ると、また痛い思いをする。それの繰り返し・・。

というわけで、肩のコンプレックスから自信が持てるようになりたいのと、
今年のAllstar Classicもあるし、全身を鍛えようということで、
年末からトレーニングをやるようになった。

ジムには通えないが、以前から使用してチューブで、取り合えず筋力アップ。
チューブって便利。固定されたマシンとは違い、自在に方向を
調整してトレーニングが出来るので、自分に合っていると思う。

黄色いバンドは、インナーマッスルを鍛えるための、
ものすごく強度の弱いチューブ。これが一番肩に利くと思っている。



これ以外に、大きな筋肉を鍛えるために、タンベルを使ったりするが、
何も使用しないで、自分の体で行うトレーニングが多い。
昔通ったことのあるフィジカルトレーニング施設の、
私個人のプログラムを組んでくれたものが役に立っている。



でも筋力アップだけでは、到底Allstar Classicに臨むのは難しいので、
瞬発力や持久力を考えて、総合的に取り組む必要があると思う。
もちろん技術的な練習や試合経験はたくさん必要だが、
フィジカルにもっと自信が持てるようになりたいと思います。

明日からペアとの練習を始めたいと思います